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ナースの先のカウンセラーを目指す

2016年09月01日 14時32分

近ごろ、ナースからカウンセラーを目指す人が増えています。看護学校では教えてもらわないスキルの1つです。

これは、背景として、患者さんの心理面のアセスメントや看護について、悩んだことのあるナースが多く、その経験から、心理学やカウンセリングを学ぶナースが多いからです。

また、一般的にも、働く人のうつ、自殺、などが社会問題化していて、心のケアが社会的にも支持されてきていることもあります。

実際に、ナースがカウンセラーを目指すにはどのような道があるのでしょうか。

心理職やカウンセラーは、まだ正式な国家資格がありません。
現状は、各学会の認定資格、民間団体が発行する資格となります。カウンセラーの資格を取得する難易度には、大きく開きがあり、多様です。求められる専門性も特化したものから、かなり幅広いものまでまちまちです。

よく知られているのが臨床心理士で、こちらは、所定の大学院を卒業し、1年以上の経験を積むことで、受験資格が得られます。

他に、大学を卒業した時点で得られる認定心理士もポピュラーです。

実際にナースでカウンセラーをしている人をみると、これらの資格を取得している人は多くなく、どちらかというと、各団体が認めるカウンセラーを取得して、独自に働き方を見つけている人が多いようです。

どのような領域で働いていけるのかというと、心理職やカウンセラーの領域というのはとても広くて、働く人の心理を扱う産業分野、発達障害や不登校といった学童期を主に扱う教育分野、心療内科や精神科、がんや難病、慢性疾患に伴う心の問題を扱う医療分野などがあります。

もともとがナースなので、やはり、医療分野でカウンセラーとして活動する人が多いのが、ナースからのカウンセラーの特徴です。心の問題を抱える人の中に は、服薬せざるを得ない状況にある人も多くいますので、医療とカウンセリングの療法を必要とされている人に対してはナースの強みを発揮しやすいといえるで しょう。

近年は、企業がメンタルヘルスに力を入れていますので、産業カウンセラーの資格を取得して、企業でのメンタルヘルスを行うナースも増えてきています。